『次なるパンデミックを回避せよ』という本を読んでいます。
正直、内容は僕にとっては、小難しかったけれど、おおまかに言えば、コロナ禍を招いているのは人類自身のせいではないかと思った。
コウモリは多くのウイルスを持っていることが知られている。
コウモリや霊長類や昆虫や微生物などの多くの生物が暮らす場所のすぐ近くに人間が暮らすようになった。
それが実は感染症の大きなリスクとなっています
新型コロナウイルスもコウモリなどを介して人間に感染した動物由来感染症*1だと言われています。
この本は少し難しくて分かりづらかったけど、温暖化、森林伐採、野生動物を狩る、グローバル化、などがコロナウイルスの原因かなと思えた。
まだ理解しきれて無いけど、感染症が広がる原因に、森林伐採などの自然破壊や、地球温暖化も関係しているらしい
— キリン@社交不安 (@kimuzonw) 2021年5月8日
海抜2mが最高の島とかもあって温暖化が進むと海抜が上がって消滅する島も出てきそう
コロナも本当に人類という自然破壊者をなんとかしようとして地球が動いてるのかもて思ったりしました
温暖化も感染症を増やす原因になっている
地球の平均気温が上昇した結果、過去に無かったような
- 暴風雨災害
- 干ばつ
- 山火事
などが多発している。
このまま地球温暖化が進むと今世紀末には海抜は今より1メートル高くなると予測されているらしい。
モルディブのような小さな島国は国土消失の危機に直面すると言う。
温暖化は大雨など降水パターンの変化と気温の上昇という二つの現象を起こして、感染症の拡大を増幅させると考えられている
人間にとって、最も危険な生物は蚊なのかもしれない?
意外な事に人間にとって危険な生物はワニでもサメでもライオンでもなく蚊なのではないかといわれている。そしてその次辺りに人間が人間を殺めてしまう率が多いようです。
人類が虫を危険と感じているとして、その由来はやはり虫の持つ毒性だろうか?
— sirakiy3 (@sirakiya3) March 1, 2021
考えてみれば人類を最も殺している多細胞生物は病気の媒介者である昆虫である蚊なんだよな。
虫を恐れない個体が自然淘汰されていったと考えると自然。
人間を最も殺してる生物は蚊だとよく言われるが、厳密には違う。
— 🦈🐟活魚🐬🦈 (@katugilyo) January 12, 2021
奴らに殺そうという意思はないし、感染症の媒介者なだけで殺してるのは病原菌だし、その菌も複数種類ある。
だが人間は意思を持ってやりに行って蚊を入れても歴代2位になわけ。
結局一番危険なのは人間よ。
蚊が媒介する感染症によって、毎年725000人もの人が命を落としていて、マラリアだけで年間40万人以上の死者が出ているといわれている。
温暖化による気温上昇はマラリアの病原体の原虫と、原虫を媒介する蚊の双方に格好の繁殖条件を与えてしまう。
気温が高くなるとそれまで冬を超える事ができず死滅していたような場所でも蚊などが生きられるようになって、繁殖出来る様になって、数が増えたり、生息してる場所が増えてしまう。
これまでは1700メートルを超えるような標高が高い地域ではマラリアは発生しなかったけど、例外が出てきているようです。
アフリカの主要都市は高地にあるようですが、アフリカの高地にもマラリアが広がってしまうことが懸念されているようだ。
まとめ
感染症の根本的原因を知る事で、感染症を減らせるのではないかと思いました。
グローバル化によって、感染症は広がりやすい状況になっています。
温暖化で蚊が増えたり、色んな危険を根本からなんとかしないと、第二のコロナウイルスがまた誕生しても可笑しくないと言われています。
詳しく知りたい人は『次なるパンデミックを回避せよ』を読んでみると良いかもしれません。
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*1:動物から人間にうつる病気のこと