昔に比べると、バリウム検査で飲む液体の味などはマシになってきているという噂は目にします。
しかし、下手すると手術しなければいけない可能性もあったり、細かい禁止事項も意外とあるみたいです。
健康診断でバリウムを飲みたくなくても、飲まざるおえない人も多いと思います。
僕もその一人です。
心配なので、バリウム検査で気を付けることを調べてみました。
- バリウム検査とは、一体どのような検査なのか?
- バリウム検査で気をつける事
- バリウムが排泄されなかったら、どうなる?最悪、手術!
- ゲップを抑えるにはどうすればいいのか?
- 医者がバリウム検査を受けずに、胃カメラ(内視鏡)を受ける人が多い理由とは?
- まとめ
バリウム検査とは、一体どのような検査なのか?
バリウム検査はバリウムという白い液体が胃、食道、十二指腸‥などの内臓を通っていく過程を見て異常がないかどうかをチェックする検査。
バリウムはX線を通過しない性質があるために、その陰影を見る事が出来ます。
胃の中に空気を入れて胃を膨らませて、バリウムを飲んで胃に塗りつけて撮影して凹凸の有無をチェックする検査方法、他の場所と違うところがあれば病気かもというようにして検査します。
バリウム検査の正式名称
バリウム検査の正式な名称は「上部消化管造形検査」という。
バリウムという液体の正式名称は「硫酸バリウム」といって、硫酸イオンとバリウムイオンからなる化合物です。
胃液や腸液に溶解しない性質や、飲み込んでも消化器官から吸収されず、便となって全てが排出されるので基本的は無害とは言われいます。
ただ、被曝や、排出できず固まるなどの心配要因もあるらしい。
バリウムはそもそも排泄しにくいものなので、なかなか出ない人もいます。
バリウム検査で気をつける事
細かい事は意外と知らない人も多いと思います。
飲食禁止
検査の前日夜の21時以降は飲食禁止になります。
ただし、検査が午後になる場合は朝の7時までに軽い朝食をとることが可能な事もあるようです。
時間以外にも出来るだけ刺激物や脂っこい食事は避けて、消化の良い食事をとることが望ましいようです。
その理由は、バリウム検査は胃にバリウムを付着させ凹凸の有無をチェックする検査だから、胃の内部の食べ物をなくしておく必要があるのです。
近年はお湯やお茶程度なら飲んでも大丈夫と変化してきているようです。
その理由は、体の中の水分が少ない事で検査で異常な数値が出てしまったり、温暖化で気温が高くなる日が増えてきたので、熱中症•脱水症状などの危険性が危惧され、考え方が少し変化してきていたせいか、水やお茶などを飲むのは検診が始まる2時間前であれば良いとする病院が増えてきているせいだと言われている。
アルコール、たばこを禁止
勿論、アルコールも禁止です。
アルコールに至っては検査前日、検査後2日間ほど控えた方が無難だと言われている。
その理由はアルコールは胃壁の状態を悪くさせてしまう原因にもなるからです。
当日は、タバコ、ガム、飴たどもいけません。
検査している人には前日や当日に飲食している事はバレている!
多少水分を飲んでもバレていないと思っている人は多いと思いますが実はバレているようです。
ただ水分に見えて胃液の可能性もあったり証拠が無いので注意する事は出来ないようです。
余分な水分があると胃にバリウムを塗り付けることが出来なくなったりするようです。
胃液過多という診断になってしまう可能性もあるらしい。
バリウムを飲んだ後はアルコール、ヨーグルトなど控えたほうが無難
バリウムを飲んだ後、下剤が処方されます。
それを必ず飲んで、いつもの便の色になるかチェックしてください。
下剤の効果が失われてしまう危険性があるので下剤を飲んでから6時間は
乳製品(ヨーグルト•牛乳)を控えたり、利尿作用などによりバリウムが固まってしまうのを避けるためにアルコールは飲まないようにしましょう。
下剤の種類によっては牛乳を飲むと効果が薄れるものもあるようです。
バリウムが排泄されなかったら、どうなる?最悪、手術!
バリウムが外に排出されないまま、長い間、腸の中に残ってしまうと、固まってしまい、排出されずらくなったり、腸の壁に穴があいてしまったりすることもあるので注意が必要です。
バリウムは元々は重晶石という鉱石です。
排出に時間が掛かってしまうと腸内で石のように固まってしまいます。
そうなってしまうと腸の働きではなかなか排出されなくなってしまいます。
腸にバリウムかま残ってしまうと腹痛や便秘の症状が現れ、重症化すると腸閉塞を招き、手術する必要があります。
便を出やすくするには多くの水を飲む事が大切です。
ゲップを抑えるにはどうすればいいのか?
発泡剤を飲んでからは胃の中に空気が溜まってしまうので、げっぷが出そうになってしまいます。
げっぷするともう一度飲むことになったりしてしまいます。
「唾を飲み込んだり、少し下を向く」や、バリウムを勢いよくゴクゴク飲む、などコツがあるようです。
バリウムを飲むコツは、げっぷが出そうな時に唾を飲むといいよ!
— ナビーバー (@nabeaver) September 1, 2010
おはよう☀
— かりちゃ🐣 (@karicha_1207) December 1, 2020
バリウムをうまく飲むコツは、これは美味しくない!と割り切って一気に飲むことだそうです🙄
(今日健康診断なんだ、、、。ww)
今日も頑張ろう👍#どうぶつの森 #AnimalCrossing #ACNH #NintendoSwitch #あつ森 #あつ森写真部 #あつもり #リチャードと健康診断 pic.twitter.com/1hXVjrldRU
バリウムを飲むコツは香りを嗅がないこと!とってつけたヨーグルトの香りが拒絶反応のトリガーになっていたことに気づいた。発泡剤はラムネのようで苦じゃないのだけどなぁ。今までは半分しか飲めなかったが今日はほぼ飲めた。健康診断うけてきた。
— HIROYOK (@HIROYOK) February 5, 2010
医者がバリウム検査を受けずに、胃カメラ(内視鏡)を受ける人が多い理由とは?
実は医者はバリウム検査を受ける人が少ないという。
その理由とは一体、なんなのだろうか?
早期の胃がんは、バリウム検査では分からないと言われています。
その理由はバリウム検査で分かる画像では形の変化を見つけるのが難しいのです。
胃カメラなら、早期の胃がんの発見は出来るようですが、バリウム検査では分かりません。
バリウム検査でわかるガンは既に進行している可能性が多い。
そして、バリウム検査にも、放射線被曝、胃にバリウムが残る、排泄が上手くいかないと最悪手術などのデメリットもあります。
バリウム検査では喉の咽頭などの箇所の病気も発見することは出来ません。
まとめ
個人的にはバリウムも胃カメラも強制的に受けるものではないと思います。
しかし、今の社会では、職場の人が受けていると、受けなければいけない、という同調圧力が働いている気がします。