かつては、尖った笑いが流行った時代があったという。
その代表は90年代のダウンタウンの笑いだと言われている。
そして、僕はある、お笑いの流行りの法則を導き出した。
人気番組「ごっつええ感じ」が何故終わったのか、第七世代はダウンタウンの影響をあまり受けていないらしい、ということをブログにしました!
- 1990年代のダウンタウンは中年と老人に嫌われていた?
- 何故、ごっつええ感じは終焉してしまったのか?
- お笑い第七世代はダウンタウンの影響を受けていない?今の時代は震災やコロナで平和な笑いを求めているのではないか!
- まとめ
1990年代のダウンタウンは中年と老人に嫌われていた?
1990年代、ダウンタウンのごっつええ感じ、が放送されていた頃、ダウンタウンの松本人志は孤高の天才を売りにお笑い会に居座っていたように僕には思えた。
ある学校の教師がこう言っていたのを覚えている
「ウッチャンナンチャンは好きだけど、ダウンタウンはどうも、好きになれない」
当時の中年、老人はダウンタウンを受け入れる事が出来なかったように思う。その代わり、若い層にはカリスマ的人気があり、ナインティーナインも人気があった。
なんとなく、「尖った笑い」「シュール」というような言葉でその笑いは語られていたように思う。
しかし、大衆受けしなければ、ゴールデンで番組が出来る訳がないので、その時代の大衆性が松本人志さんにはあったんだと思う。
ある意味、多くの人が、どんなことを言うのか、と松本人志さんに注目していたように感じていた。
当時で言うX JAPANなどのロックバンドなどに匹敵するカリスマ性をお笑い芸人ながら持っていたのです。
松本人志さんはビジュアルバムというコントビデオも制作していて、それは今、誰かがアップしてyoutubeで見れるかもしれません。
ごっつええ感じの頃の
— キポキポキッポ (@wkbys19780920) April 21, 2020
ダウンタウンは
めちゃくちゃ尖ってて
最後は
フジテレビと喧嘩して
番組打ち切りにしたからね#オードリー #オードリー若林 #オードリー春日 #若林正恭 #春日俊彰 #若林 #春日 #若様 #若林かわいい #あちこちオードリー #ごっつええ感じ pic.twitter.com/bzSXURYeBU
何故、ごっつええ感じは終焉してしまったのか?
ごっつええ感じが何故打ち切りになったかというと、松本人志さんが自ら降板したからだ、その理由は、出演者の連絡なしで「ごっつええ感じスペシャル」の放送予定の日にヤクルトスワローズの優勝がかかった一戦を差し替えて放送した、そのことにダウンタウンの二人は激怒したという。
そして、松本人志さんは、収録をボイコットしてしまった。松本さんなしでの続行は不可能ということで打ち切りが決定してしまったようです。
ワイドナショーにつば九郎が出ていて「ごっつええ感じの小須田Pから月1で飲みに誘われる」と報告していたんだけど、ヤクルトスワローズの優勝決定試合のせいで松っちゃんがキレて番組打ち切りになったのにそこは仲いいんだ。
— 冷凍食品 (@frozen_food) June 18, 2017
日曜夜8時といえば
— しゃけ旅 (@sha_cha_travel) November 8, 2020
ごっつええ感じ。
月曜登校したらごっつええ感じの話でもちきり。
急遽放送されたヤクルトの優勝決定試合のせいで放送予定だったごっつええ感じのSPが放送されず、それに松ちゃんがブチギレ番組打ち切り。
今やっても面白いと思うけど
規制だらけの今のテレビでは放送できんわな。
そんなことで番組をボイコットしてしまうほど、ストイックで頑固なお笑い職人としてのイメージが強かった。
今のダウンタウンは年をとったせいか平和的になったと感じる。
それとも時代のせいだろうか?
お笑い第七世代はダウンタウンの影響を受けていない?今の時代は震災やコロナで平和な笑いを求めているのではないか!
社会学者の「おおたしょういち」という方が、第七世代はダウンタウンの影響を受けていない世代、というような事を言っていた。
1990年代の中頃は閉塞感や終末感の漂う暗い時代というか、暗いものが逆に流行っていた側面があったんだと思う。
不景気になっていたけど、まだ、大震災やコロナもなく平和な時代だったので、平和をぶち壊すようなダウンタウンの笑いに需要があったと思う。
その頃の都会の若者は、オヤジ狩りをしたり、エアマックスというスニーカーを盗んだり、出川哲郎さんに絡んだり、常識を超えて悪い事をする人が多かった。
エバンゲリオンとかもそうなのかもしれないし、捻くれたようなもの、シュールと言われるようなものが流行っていた印象です。
しかし、今の時代は人々は不安から、お笑いにも安らぎを覚えるようになった。
ダウンタウンがお笑いの路線を変更したのも、そういった時代背景や視聴者の求めているものを無意識に嗅ぎ取っているからではないか?と僕は思った。
そして、最近、売れている若者芸人も、そんな不安な時代を生きている人々です。
なので、平和な笑いをしたいと思っていると思う。
それに、時代に合わせて、尖った笑いが流行れば飽きてきて、今度は平和な笑いにいく、というのをずっと繰り返すのではないか?
という推測を僕はしています。
ずっと同じでは視聴者も飽きてきて、新たな刺激を求めるようになるからです。
なので、平和な笑いが続けば、また、新たな世代に、ダウンタウンのような平和を壊すような?笑いをしだす芸人が現れると思う。
今は、比較的、平和な笑いのターンが来ている時代だ、と感じました。
まとめ
自分でもブログを書きながら、推測が思い浮かびました。
人々のニーズは笑いだけではなく繰り返している。
例えば、細い眉毛が流行って、しばらくすると、太い眉毛の女性メイクが流行り出したりする気がする。
そういったメカニズムはお笑い業界にも起きているのではないだろうか?
あと、実はお笑い芸人も仕事なので視聴者が求めているお笑いをしなければ、大衆性は得られないと思う。
なので、視聴者が平和を求めていれば、空気を読むのが上手い芸人は、平和の路線へシフトチェンジするのではないだろうか?
これは僕が思いついた、法則です。
尖った時代のお笑いが観たい人は、ごっつええ感じ、を見れば良いと思う。
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