今まで疑問に思っていた事があります。
なぜ、フェミニストという言葉があったり、女性ばかりが差別を訴えて男性は性差別を訴えないのか?という謎です。
その謎について自分なりに考えた。
僕が現時点で辿り着いた結論は、本当の弱者は女性ではなく「金も地位も無い、おっさんだ」ということだった。
だから「差別するな」と集団で立ち上がるべきなのではないだろうか?
女性より男性の方が残虐に差別されている気がする
男性と女性はどっちがより差別されているのだろうか?
「フェミニストだ」とか言われてる人をドラマなどで見た事があるけど、対する男性の女性に代わる「フェミニスト」に代わる言葉は存在しているのでしょうか?
僕は聞いた事がない。
個人的には男性に対する差別は女性より酷い印象があるのに、フェミニストみたいに男性を支持する集団、支援する集団の言葉がこの世には無い気がする。
思いつく男性差別はキリが無いけど例えばこんな感じです
- 女性専用車両がある
- おっさんをハゲと罵る
- 身長170cm以下は男じゃないといった人がいる
- 男の癖に泣くんじゃない、男だったら我慢しろ、男だから働け、男だから重いものを持て、などなど言われる
これらのことから男性に対する差別発言は女性が受けるものより残虐性を感じる。
しかし、男性差別を辞めろと立ち上がる人はいない。
本当の弱者は反撃すら出来ないのか?
それに加えて、おっさんは歳をとるほど鏡の前の自分にがっかりする。
それは女性も同じかもしれないけど、若い時に美味しい思いをする事も出来ず歳を取ってしまったおっさんの数は数え切れない。
それなのに、何故、「おっさんを差別するな」と怒る団体は出てこないのでしょうか?
それは、無意識で自分は価値が無い人間だと人々の言動から刷り込まれてきているせいではないだろうか?
おじさんの中には仕事で重要なポジションにいるとか、権力を持つ事で、価値が高まっている人もいるかもしれない、しかし、バイトや引き篭もりのオジサンには自分に対する価値を見出す事が難しい。
逆におっさんだが良い仕事して自分に価値を作り出したので、自慢したくなったり、夜の店でお金を使っているおっさんをドラマで見るけれど、こんな社会の現状を考えればそうなっても仕方ないと思ってしまう。
地位もお金もない、おっさんは、差別されても何も言えない、反撃も出来ない。
集団で声を上げて立ちあがろうにも、自分の不甲斐なさばかりが込み上げてきそうだ。
若い女性やチヤホヤされた女性は自分の価値に自信がある
一方、若くて可愛い女性はどうだろうか?
無意識にも自覚的にも自分には価値があると思っていると思う。
このような差別を受けた、傷ついた、と訴えても絵になる。
そう考えた時に本当の弱者とは何かと思ってしまう。
僕が思ったのは
本当の弱者とは『差別を受けても抵抗できない人々なんでは無いか?』と思った。
例えば、ホームレスで弱そうだから反撃できないだろう、とか脅威を感じないものをマウンティングしたり、虐めたり。
女性差別ばかりではなく、おっさんも情けなく声を上げる時代になってきてるのかもしれない。
今、世の中はジェンダーレスとか、差別を無くす時代に来ている。
本当の差別を無くしたければ、おっさんを差別するのを辞めなければ可笑しい。
テレビで「禿げ」も放送禁止にするべき時代なのではないか?
まとめ
今までドラマなどでよく、女性が差別されている、という内容の物語を見てきた。
でも、心のどこかで、男は差別されていないのか?
と疑問がありました。男でも女より腕力無い人だって沢山いると思うし、重いものを持てだの言われるのは可笑しい。
このブログ記事を見て男性に対する差別が緩めば良いのですが。