社交不安・緘黙のアウトプットブログ

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【発達障害についての疑問の答えを探る】書籍『大人の発達障害グレーゾーンの人たち』と『twiiter』から学んだ事をアウトプット

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『大人の発達障害グレーゾーンの人たち』という本を読んでいます。

未だに発達障害については、モヤッとした感情を抱く人が多いと思います。

「あらゆる精神疾患のベースに発達障害があるという観点が必要だ」という精神科医もいるとこの書籍には書かれていた。

まだ、全てが判明した訳ではないけれど、発達障害が全ての障害のベースなのかもしれないとさえ感じた。

 

適応障害精神疾患、その根幹にあるのが、発達障害なのではないか?ということがこの本にも書かれていた。

 

発達障害グレーゾーンとは?

色で例えているようです。

発達障害をブラック、健常をホワイトとするなら、中間をグレーとして、グレーゾーンと表している

 

発達障害とは言えないが、健常でもない、その中間だという診断のことをグレーゾーンというようだ。いや、診断がついていないのかもしれません。

 

または、環境に適応できる時もあるけど、出来ないこともある、という意味もあるようです。

 

場面や環境によって、ある時は発達障害でもあり、ある時は健常でもある人です。

 

明かな発達障害の場合は、あらゆる場面や環境で不適応を起こす可能性が高く幼少期に発覚するケースが多いようですが、グレーゾーンの場合は、大学進学・就労の際に適応障害を発症するなどして、受診などをすることで分かる事が多いそうです。

発達障害の専門家はいない?

精神科では発達障害の専門医はいないという。

発達障害の学会はありますが、認定医や専門医制度はまだありません。

しかし、発達障害を専門にみるクリニックはできてきました。

 

 SNSを見ても自身の発達障害を理解出来るのは、自分しかいない、という意見があります。

発達障害の問診は難しい

発達障害では無いかと受診してきた人への診断は、心理検査なども行うけれど問診が中心だといわれています。

 

大人の発達障害の場合、本人が問診で訴える内容が判断材料になる事が多く、情報が少なくなってしまうなどの可能性があります。

発達障害は幼少期からあるものなので、本人が覚えていない子供の頃の情報は分からなかったりします。

その上、思い込みや、偏った見方、または意図的に発達障害に診断してもらうような証言をする人もいる。

脳の検査を機械で出来る場合もあるというけど、お金が掛かったり、結果が出るまで4カ月位かかるらしいし、発達障害以外の脳の病気を検査する場合に使用することが殆どのようです。

 

○なぜ、発達障害は増えるのか?

社会構造が複雑になり、発達に偏りを持つ人々が適応できない場面が増加しているのでは無いかという推察があります。

 

発達障害は大人になってから急に発症することは無いのか?

一般的には幼少期から発達の偏りが存在しているので、大人になってから急に発達障害になる事は考えられないと言われているようだが、幼少期には周りの人がフォローしていたりして困難が表立って現れなかったというようなケースもあって、大人になってから発達障害に気づくケースもあるようです。

近年は感染症が原因と考えられる自閉症スペクトラム症が報告されたこともあるようです。

 twiiterを見ていたら金属汚染も後天的に発達障害のリスク因子になるという噂を目にしました。

まとめ

今の自分は地道に読書などをしつつ、謎を解いていくような、困難な人生の迷宮を彷徨っている気分です。

 

今回、『大人の発達障害グレーゾーンの人たち』を読み始め、霧がうっすらと薄くなっていくような感覚を感じた。

 

もっと熟読して理解を深めたらブログを書きなおすかもしれません。