今週の火曜日(2021年3月30日)僕はある人の力を借りて、地域活動支援センターへ行った
今振り返ると、いく事それ自体が自分にとっては奇跡だったのかもしれない。
その作戦を実行できた事には満足している、でも、スッキリしない部分もあった
地域支援センターに行くごときで、これ程までに心労を重ねてしまう事を分かって貰いたくてブログを執筆する
正直、これほどまでに、お酒を飲まなければこの偉業を達成出来なかった。
ここに書かれた、日記を読めば、対人恐怖、緘黙、を抱えることの大変さが分かってもらえるかもしれないと思う。
- 今回行った地域支援活動センターとはどんな場所なのか?
- 田舎という社会では対人恐怖でも外飲みをすることは困難
- バスに乗るだけでかなり緊張してお酒を飲んだ
- かつての就労支援の同僚は「キャンピングカー」と「400万円の高級車」に乗っていた!
- 地域活動支援センターに着いたけど、一人では地域支援センターに入っていけない気がした
- 地域活動支援センターに入ったが、やはり、お酒の力を借りても無理だと思った
- 支援費、利用費を自腹で支払う事になった
- かっぱ寿司で昼食を食べて、銭湯で降ろして貰うも忘れものに気が付く
- ひょんな事から、居酒屋に入った
- まとめ
今回行った地域支援活動センターとはどんな場所なのか?
地域活動支援センターとは、障碍者総合支援法にもとづき、障害のある人を対象として色々な機会を提供する支援機関だといわれている
どんな機会を支援するかというと
- 創作的活動
- 生産活動
- 社会との交流促進
一般就労した後も、組織を利用するためには何処かに所属しておく必要がある。
その為に僕は、その地域活動支援センターに登録していることになっているけれど、利用料を払いに行く勇気がなくて、どうすればいいんだ、という困難を抱えていたのだった。
このブログで知れる事は上から障碍者を語る事ではない、対人恐怖や緘黙を抱えていると地域活動支援センターへ通うことすらお酒でも飲まないと行けない、という生きづらさについてです。
田舎という社会では対人恐怖でも外飲みをすることは困難
連れて行った男の人とは漫画喫茶で待ち合わせしていました。
僕は人と会う時にお酒でも飲まないと緊張してしまって会えない状態に思えた。
しかし、田舎の為に車移動が主流だった。
よく知ったかぶった人が
「お酒の力を借りなきゃ何も言えない、そんな人はアル中になってしまう」
という人がいるけど。
それは、お酒を飲める環境に居る人だけに当てはまる。
また、そういう人は素面でも人と話すことに困難が無かったり、さほど緊張しないので対人恐怖の人の気持ちが分からないから言ってるんだと思う。
仕事をしている時は、体調不良になるので、平日はお酒を飲めない、外飲みをするにはビジネスホテルに泊まれなければいけない。
そんな限られた時にしかお酒を飲めなかった僕がアル中になるはずもなかった。
しかし、春休みという状況もあり、この日は新たなチャレンジをする為に酒を飲む計画を珍しく行った。
田舎、対人恐怖、その二つが揃うと、身動きが出来なくなる、その僅かな光がアルコールなのにも関わらず、それはイケないことだ、と否定する人は現実が分かっていない。
母親がそうなのだけど、言っても理解することが出来ないので話せないでいます。
バスに乗るだけでかなり緊張してお酒を飲んだ
僕は、バスとタクシーを使うという新たな試みに挑むプレッシャーから、前日はロクに眠る事が出来ませんでした。
朝起きても、親にもバスで行くとかいう事出来ず、有耶無耶になってしまっていた。
朝、緊張を解くために早起きして、事前に買っておいたウイスキー小瓶をお湯に薄めて飲んだ。
母親がそれを見て「バスに乗るのにお酒飲むなんて信じられない」
というような事を言っていた。
この計画を実行できるのか、僕の心は折れそうになっていた。
しかし、もう後には引き下がれない。
一日外出しないで家に居ることはかなりの苦行になる。
もうお酒を飲んでしまった。引き返せない。
勇気を出して玄関を出て、そして徒歩で田舎の坂道を下っていった。
近隣住民に怪しまれないように、朝の7時くらいに家を出て行った。
いかにも仕事にでも行く時間だから、もし見かけられても、大丈夫だと思ったからだ。
市のバスの時刻表を見てバス停を探したけど、時間通りに来なくて焦った。少し時間を過ぎた辺りでバスはちゃんと来ました。
かつての就労支援の同僚は「キャンピングカー」と「400万円の高級車」に乗っていた!
バスで降りる場所を少し間違えてしまい、かなり歩くことになった。
向かう場所は僕が住む市には一つしかない漫画喫茶だった。
途中少年たちに囲まれて歩きながら、少年に歩きの速さで負ける訳にはいかないと必死になってしまって、足が疲れた。
車に乗せて貰う人との待ち合わせの予定時間は12時だった。
その間、僕は、漫画喫茶でお酒を飲んで酔っ払っているという作戦だった。
その人はその作戦を快諾していたが、付いたのは10時30分という、予定より大幅に早い時間帯だった。
これは裏技ですが、ウイスキー小瓶を漫画喫茶のサイダーで割ったり、ソーダで割れば、割とお得に飲み放題が楽しめる。
飲食持ち込み自由の漫画喫茶で試してみるのも有りだろう。
しかし、僕はビール500ml缶を開けた時に、その人から予定より早く着いたと連絡がきた。
まずい、ハイスピードでビールを飲んだらお腹を壊してしまう。
僕は急いで飲んで漫画喫茶を出るしかなかった。
もっと酔わないと人と会ったときギコチナクなってしまう。
そして、焦って漫画喫茶に着替え等を忘れて、大変な事になってしまうことは後でわかることだ。
そして、駐車場を見ると普通車の高い車の近くにかつて一緒に就労支援で働いていた同僚の人はいた。
てっきり、キャンピングカーで来ると思っていたのに、それともこれはキャンピングカーなのか。
車の中で酔った勢いで思い切って聞いたら。
「キャンピングカー以外にこの車を持っている」
と驚愕の発言があり
僕は「す、すごい、こんな車、200万円位しますよね」
というと、その人は
「いや400万円します」
と答えた。
僕は、「なんでそんなお金が有るんですか?」
というと
「身分が違ってしまったんですよ、僕、スタッフより給料貰って年金も貰ってますから」と言ったけど、それは冗談だったみたいです。
まあ、高い車に乗っているのは事実のようですが。
しかし、運転には慣れていないようで法定速度位でずっと走っていました。
地域活動支援センターに着いたけど、一人では地域支援センターに入っていけない気がした
ビールを沢山飲みすぎて、トイレが近くなってしまったので
「すいません、何か飲み物欲しくないですか?」
と言って、コンビニに寄ってもらった。
「緊張でとても、地域活動センターにこのままで入れない、お酒を飲んだ方がいいかもしれない」
というと、彼は「それは飲んだ方がいい」
と言ったので、トイレに行って、お茶とビールを買って、再びビールを飲んだ。
地域生活支援センターに付いた時には割と大量にお酒を飲んでいたはずだった。
しかし
駐車場に一緒に行った人が車を置いてくる間、入り口でひたすた待っていた。
一人では入っていけない、そんな気がした。
それほどまでに、対人恐怖とは強靭な化け物なのか!
ウイスキー小瓶に入っていたアルコールを薄めた、ペットボトルのお茶を飲んで、絶妙のタイミングで入るしかないと、元同僚を待っていた。
地域活動支援センターに入ったが、やはり、お酒の力を借りても無理だと思った
元同僚が時間が掛かってやっと来た
「駐車場の入り口が狭くて時間が掛かった」
と言っていた。
元同僚の人が何も考えず中に入っていったのでそのあとを付いていくことで、憑依霊のように入っていくことが出来た!
階段を上った先に、見たこともないスタッフがいた
元同僚の人が「こんにちは」と言ったので後ろについていけば、憑依霊のように入っていくことが出来た。
しかし、知らない年配の人達が寛いで座っていた。
正直、自分は怖気づいた
この状況下でどのように振舞えばいいか見当もつかなかった。
アルコールが無かったら冷や汗をかいていたかもしれない。
しかし、幸運な事に、かつて僕達の就労支援のスタッフがいたので、声を掛けてもらって、誰も居ない場所で3人で話す事が出来た。
支援費、利用費を自腹で支払う事になった
酔っぱらっていれば、もっと話せると思っていた。
しかし、現実は違う。
酔ったところで、会話スキルが上がる訳ではないと思う、羞恥心が減ったり、考える前に言葉が出てきたりするだけなのです。
でも気持ち的には楽になる。
そうでもしなければ、地域活動支援センターに僕は一生行けなかっただろう。
しかし、限られた時間の中で正確な受け答えが出来る訳ではない。
そして、スタッフという偉大な人物を目の前にすると、まるで、蛇に睨まれたカエルのようになってしまい、逆らう事は到底出来ないと思う。
話の論点は
僕が本来親が払う支援費も払っていて、利用料も払っている、しかし、全然利用が出来ない、というような内容だった。
その中で元同僚が
「家に食費とか光熱費とか入れてないなら、その分を払っていると思えばいいのではないか」
ということだった。
それに対して言い返す事は出来なかったけれど
僕は家にいることが苦手で、漫画喫茶に逃げたり、殆ど外食をしているので、割とお金が掛かるのです。
そのことも言えば良かったかもしれない。
その日は利用費600円を払って帰ることに。
ソフトバレーに出れば良いというけど、僕は仕事で肉体酷使されて本当に無理なのです。
でも言っても、なんの解決にもなりはしないとは思う。
そもそも、解決なんて不可能な事態なのだから。
解決は自分がパワーアップすることで解決する、それだけのことだ、そう思った。
かっぱ寿司で昼食を食べて、銭湯で降ろして貰うも忘れものに気が付く
元同僚は異様にコロナ感染を恐れて、会食はNGだったけれど、時間が早く終わりすぎたので、かっぱ寿司のカウンター席なら感染リスク少ないと思う、という事で、かっぱ寿司にいった。
念願のカッパ寿司でビールと寿司を食べられて、ある種の達成感を感じた。
その日、たまたまある人から
「映画のチケットが一枚だけあるけど、いらないから渡しましょうか」
という話があったのです。
偶然とは怖いものです。
酔ったついでなら会えるかもと思って、元同僚には銭湯で下ろしてもらった。
その銭湯でなんと、ソフトバレーのチームメイトと会ってしまった。
酔っているのでなんとか挨拶ができた。
そして、風呂に入ろうとしたときに気が付いた。
着替えとか漫画喫茶に忘れていると。
漫画喫茶に電話をかけると
「着替えと、携帯充電のコードの忘れ物があります」
と言われた。
まずい、と思ってもせっかく銭湯に来たから、風呂に入った。
その後、急いでバスの時刻表を見たら、バスがあった。
急いでバス停へ向かった。
なんとか無事バスに乗れて、再び漫画喫茶へと到着した。
ひょんな事から、居酒屋に入った
漫画喫茶で忘れ物を取りにきたついでに、再び漫画喫茶を利用することに
そして、映画の券をくれると言っていた人に
「漫画喫茶で待っていていいですか」
とメッセージを送った。
酔った勢いで
「タクシーに乗るためにお酒を飲まないといけないので、ファミレスに一緒に入りますか」
とメッセージを送った。
僕は、再び人と会う緊張から、あらかじめ銭湯の自販機で購入した、350mlのお酒を、漫画喫茶で飲みながら待った。
その人が来て、「ファミレスですか、居酒屋でもいいですし」
みたいに言われて、居酒屋に少し入った。
入った居酒屋に僕ら以外に客が居なくて、僕はかなり緊張してきて、すぐ帰りますので、て感じで、二人でカウンターに座った。
注文票を見ても何を注文していいかわからなかった。
ビールと生春巻き、を頼んだ。
家庭的な良い居酒屋だったと思う。
帰るときに飴をくれた、しかし、社交不安にはハードルが高かった。
もっと酔っていれば、僕は緘黙なのです、とカミングアウト出来たかもしれないけど勇気がなかった。
酔った勢いでタクシーをスマホで呼ぶことに成功した。
しかし、タクシー代は3000円以上かかった。
金がどんどん無くなっていく
まとめ
自分は社交不安で緘黙で田舎に住んでるのでニッチもサッチもいかないけれど、タクシーとバスに乗れれば、外のみが出来る可能性がある。
人と比べず自分ができることをしているしかないと思った。
アルコールを飲みすぎて、金は掛ったけれど、行動パターンを広げることに成功したとはいえるだろう。