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【サイコパスは反社会性パーソナリティ障害?!】サイコパスという診断名は存在しない!サイコパスの2つの種類と3つのタイプについて。

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サイコパスというと凶悪な犯罪を起こすような人ばかりのイメージですが
サイコパスの中には社会に溶け込んでいるタイプもあると言われている。

 その詳細についても記事にしてあります。

 

しかし、社会に溶け込んでいるサイコパスもいるけれど、それは上辺だけ演じているだけで、普通の人が感じるような罪悪感が無かったりして、人を無慈悲に追い詰めても実は何も感じていないという事が共通している事だという。

 

 サイコパスという診断名はない、という知られざる事実、なども記載されている。

サイコパスの発症要因等はまだまだ多くの謎に包まれています。

 

 

サイコパスの診断名と脳の特徴は?

国際的な精神科診断基準には、サイコパスという用語は無いといわれている。

サイコパスの特徴を満たしている疾病者に対しては『反社会性パーソナリティ障害』という診断名が使用されています。

 

サイコパスの脳の特徴は、感情のコントロールに関わる部位や、情動反応の処理と記憶を主に担う扁桃体の活動が平均より低下しているという。

 

しかし理性的な認知を司る、前頭前皮質上部の器官は活発なままだという。

そのためなのか、良心の呵責などを感じることなく、冷静な判断が出来る。

罪悪感を感じずに人を操ったり、人を陥れる事が出来るのもそのせいかもしれない。

 

衝動的だったり、他者の感情を共有できない傾向があるともいわれている。

社会での経験を積んだサイコパスは、それが社会で生き延びるために合理的だと判断すれば、人に対して共感をしているように演じる事もあるだろう。

 サイコパスは演技力があるために、人を欺く事が出来るのです。

 

 

サイコパスの症状と種類

 テレビなどで取り上げられるサイコパスは、おそらく、反社会性サイコパスといわれるものでしょう。

しかし、向社会性サイコパスという、職場や社会に溶け込んでいるサイコパスが存在しています。

むしろ、僕らが実際に出くわし、辛い思いをする可能性が高いのは、社会に溶け込んでいる向社会性サイコパスなのではないか?

反社会性サイコパス

衝動的だったりキレやすかったり問題行動も多い。

犯罪者となりやすいサイコパスのタイプ。

 一般的にドラマなどで取り扱われるようなサイコパスのタイプがこの反社会性サイコパスとも言われている

 

向社会性サイコパス

一般の人々に溶け込んで普通に社会生活を送っている。

トークが巧みでプレゼンテーションなどの能力が高い。

大胆な判断力を持ち、プレッシャーに強く、ストレスを感じない。

企業の社長、弁護士、外科医など社会的に成功していたり活躍しているような人達も少なくないと言われている。

 

サイコパス3つのタイプ

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サイコパスには3つのタイプがあるようです。

暴力型サイコパス

その名の通り攻撃性が高く、衝動的な性質を持っている。

公共の物をためらいもなく破壊したり、すぐ人に暴力を振るったりする

一般的なサイコパスのイメージはこの暴力型サイコパスだろう。

犯罪者になりやすいタイプでもある

支配型サイコパス

他人に対する支配力がとても強く、自分が望む環境、世界を構築するために、他人を徹底的に利用する。

 

周りの人々から信頼を得る為や取り込むために、好人物を演じていたりする。

演技力もあり、身なりも普通以上に気を遣って、会話上手で明るく社交的、誰の目にも魅力的な人物を演じている。

 

しかし、ハラスメント問題がメディアで非難を浴びる事が多い昨今では、そうした世情を踏まえて、社会での評価を下げたりする事のないように自ら攻撃的な資質を隠して別のアプローチをとるサイコパスも増えている。

懐柔した他人を操って使い、自分の手を汚さずして他人を思い通りに動かすというようなケースもあります。

寄生型サイコパス

自分の利益の為ならば他人に寄生して、利用しようとするタイプ。

利用できると判断したターゲットには、時には同情を引くために涙を見せたりといった激しい行動を取ることも。

そんな事で騙される人は居ないと思うかもしれませんが、普段しっかりした大の大人の男性が突然涙を見せたりすると、そのギャップに騙される事もあるという。

女の涙は武器になるとも言うので、女性のサイコパスはその武器を利用するだろう。

可愛そう、気の毒だ、と思われる行動を意図的にとって、自分の立場を有利になるように演出するのもお手のものです。

 

このタイプには詐欺師などが多いと考えられているようだ。

 

 

まとめ

 

最近の研究で、CEOの5人に1人がサイコパスだといわれていたという。

サイコパスは、優秀で仕事が出来る人が多いのかもしれない。

遺伝的にストレスやプレッシャーに強いとも言われているようだ。

それゆえに退屈な日常をなんとかしたくて、罪悪感もなく、人々を虐めて、器用に社会に溶け込んでいるタイプのサイコパスもいるようです。

まるで絵にかいたような悪人に思えてしまうけれど、僕が感じるのは、人にはそれぞれ事情があるということだ。

 

自分も、話したくても、話せない緘黙症のような症状があるけれど、多くの人に理解されない、ということは、サイコパスにはサイコパスの悩みもあるのかもしれないと思うのであった。


サイコパスは何故存在するのか?という問いに『人類にとって必要だから』なのではないか、と言う説もある。

戦争や動乱、飢餓や天災、仕事の危機的状況、そんな時、普通の人は気が動転して動けなくなる時でも、サイコパスは動いたり、瞬時に的確に選択を行えるという。

しかし、普通の人が平穏に安らぎや幸せを感じるのに対して、サイコパスの資質では平穏は退屈のあまり悲鳴をあげてしまうのです。

 

実は途中までしか読んでいないけど、かなり参考にした本があります。

この本は漫画部分が多く、わかりやすいので、かなり参考になりました。

サイコパスを知るには適した本だと思います