世の中は雑談が好きな人だけではない、という事を、雑談をしても苦にならない人にも知ってほしいと常々思っていました。
ただ、我がままで雑談をしないわけではなく、正確には「雑談したいけど上手く出来ないから嫌い」なのです。
声を出すことが苦手でも、床屋へは行かないといけないと思う。
多くの人が「床屋や美容室の人も仕事だからそんな事は気にしないと思う」と言うだろう。
しかし、実際に経験しているトラウマがある身の上として真実を語ると「店員も所詮、人というのもまた事実である」と証言します。
その「トラウマ」を「赤裸々な過去」を惜しげもなく披露して「世に対してのメッセージ性が高いブログ記事」を目指して頑張りたい。
僕が「緘黙、社交不安」のせい?床屋店員に差別された気がした言動について
床屋の店員が全員、優しいとは限らない。
僕がその思想に辿り着いたのは自分の経験からだった。
このトラウマを敢えて書くのは、ブログネタに困っていることもあるし、世の中に出すことで、世の中が変わってくれる可能性もゼロではないかと思うからです。
「普通にしていてくれませんか」と言われた
その店も割と安い床屋だった。
兄がある日「あの店の店員は刑務所から出て来た人がやってるて本当なのか?」
と聞かれたこともあったけど、僕は、床屋で雑談をしないし、上手く饒舌に喋れないので、答えられなかった。
しかし、自分の中で、この人たちは刑務所で床屋の腕を磨いていたのかな?
と思った。
決して、差別的な思いは無かったので、恐れることもなく、しかし、床屋怖いなと思いながらも、また、その床屋へといった。
しかし、事件は起きてしまった。
ある女性店員が僕の髭剃りをすることになった。
その時に僕の中でトラウマになることが起きた。
「普通にしてくれませんか?」
と言われてしまったのです。
その他にも、客とは思えないような扱いをされてしまった。
それはやはり、声を出すのが苦手だからか
「聞いてる?」
とか見下すように言われたりした。
その言い方や態度がイラついている感じや、脅迫的な迫力を感じた。
そのせいで、その床屋へ行くのが億劫になり(悔しいので怖いとは言わない)
僕は少し離れた距離の安い床屋へ行くことにした。
決して、その女性店員にビビった訳では無い。
「 刃物(髭剃りの道具)持ってるからって僕に勝てると思うなよ、こっちは、身動きとれない状態だから反撃しなかっただけだ」
「朝倉未来も武器を持っている人間からは逃げるのが正解と言っていたしな・・・・」
そういった、クレバー(賢い)な思考からその床屋へ行くのは辞めたのだった。
対面であえば、向こうが逃げ出すと思うけど、首元近くには刃物もあり、逃げる事は出来ないので、反撃はしなかった、それだけです。
酒を飲んで言ったら「統合失調症?」と言われた
床屋が苦手過ぎてお酒を飲んで床屋に行ったことが一回だけあるのです。
丁度、珍しくビジネスホテルに泊まることになっていて、田舎でも外飲みが出来る状況だった。
一回、お酒を飲んだら怖くなくなるのか試してみたかったのです。
折角だから、難易度の高い美容室に行ってみようと思って、お酒を飲んで入っていくと「今からだと予約で埋まっていて無理」
と言われてしまい、仕方ないので結局安い店に入ることにした。
入店すると同時にポケットに入れておいた日本酒の小瓶が店内に落ちた。
その瞬間にある「おばさん店員」が言った
「アル中?」
その時も、少しビックリしたが、自分がこんな瓶を落としてしまったからいけないと思っていた。
しかし、床屋に行って、お酒を飲んだ勢いで何かお喋りに挑戦しようと頑張っていた。
しかし、
「知り合いに統合失調症の人が居るんだけど、ひょっとしてそう?」
と言われてしまったのです。
まさか、店員からそんな事を言われるなんて、僕はショックでお酒を飲んで居るにも関わらず撃沈してしまったのです。
このように、話しまくる気さくな、おばさんが店員の場合もあり得るのです。
その場合は割と変だと思うことを、そのまま言ったり、注意することもあるのです。
「こっちは客だから失礼な事は言われないだろう」という安全は100%ではないことはこのことが僕の中で明らかになった。
統合失調症の方を差別する気はないですし、症状名は医者が付けるので、世の中には統合失調症で無い人も統合失調症という事になっているのではないか?
僕はそう思っているので、僕が酒を飲んだ状態と似ている症状と思われた人は社交不安の要素が強い人だったのかもしれない。
と今となっては思う。
これも一つの社会経験だろう、このような経験を積んで僕は成長していくのだ、と思った。
僕の他にも床屋に不安を覚える社交不安障害の方はいる
インターネットを見ていると僕の他にも床屋へ行く事への悩みを綴っている方達がいました。
世の中に社交不安の辛さを広める為にもシェアさせてもらおうと思いました。
許してください。
最高の床屋さんは社交不安の気持ちも分かって無駄口を叩かない人に納得しました
精神科クリニック委員長の人も、このような事をブログで仰っていました。
全国の床屋にこの思想が広まってほしい思いからシェアしようと思いました。
社交不安障害の患者さんの多くは、床屋さんが苦手です。雑談を仕掛けられると、相手の気持ちを考えすぎて、何か気の利いたことを言わなければと焦って、緊張のあまり手に汗をかき、散髪が終わった後には肩コリと頭痛が残る、といったことはよくある話なんです。だから私にとっては、その気持ちをくんでくれて、無駄口をたたかず、世間話など仕掛けてこない床屋さんが、“最高の床屋さん”なんです。この30数年間で、私がお世話になった2人の理容師さんは、そういう思いやりのある方だったんです。床屋さんのみならず、職場や学校における雑談の中でも、同じようなことが起こっているんです。
社交不安は髪を切るのが怖いしギャルの店員が怖いて共感しちゃいました
かなり恥ずかしい思いをしたので、 1500円のところに行けと言われていたけど それ以来なかなか行けず、 3年後にようやく2度目の来店を果たしました。 ほんとに社会不安障害って、髪を切るのも大変だね得意げキラキラ そんなトラウマもありつつ、 今では少しの勇気で行けるようになったから 僕も成長したのかな。 隣の人の顔剃り中にギャル風の店員が 「やっべっ!」Σ(・ω・;|||って言った時に恐怖を感じたくらいで済んだしガーン (僕は別の人にやってもらえたので一安心でした)。
まとめ
自分の赤裸々な体験までも今回はブログに載せてしまいました。
この記事が少しでも、声を出すことに苦労している人の社会への理解に繋がればいいと思う。
ひと昔前は、差別しやがって、とか一方的に店員を悪く思っていた、しかし、最近は理解されていないことや、向こうの立場、にまで考えが及ぶほどになってきている自分を感じる。
しかし、まだまだ、成長しなければ、そう思って日々ブログ記事も更新できる時にしています。
応援のほど宜しくお願いします。